闇の中、求める光。

闇。

　先が、光が見えない。

　今の私は、
　原稿が書けなくて。
　プロットも放棄して。
　授業への執着も薄れて。
　ライトノベルも読めなくなった。

　けれど、いつまでもそれじゃいけないって。
　少しずつ、自分のペースで頑張ろうって決めた。
　とりあえずの目標が、“ライトノベルを読む”。

　小さな一歩でも、まずそれからだと思った。


　けど、これからずっとそうやって生きていて大丈夫なのかな。

　今書けないのは、理由は自分で分かっていなくてもいろいろあるだろうけれど、一つは分かる。
　去年、初めて投稿した原稿が、２次選考にいったこと。
　１次だったら良かったんだ、きっと。
　それが、どのくらいかは分からないけれど、プレッシャーとしてのしかかってる。

　多分、今回無事また書き始められたとして。
　運が良く、担当さんがついたら？
　新人賞をとれたら？

　私は同じことを繰り返してしまう気がする。
　頑張ろう頑張ろう、って思って。
　そのプレッシャーに負けて、また書けなくなる。
　けど、その時は自分のペースで、なんて言ってられない。
　そんなこと言っていたら見捨てられてしまう。

　考え出したら切りがない。
　そんなの分かっているけれど。


　小さくて良いから。
　たった一つ、光が欲しい。